令和の大学事情…自由時間をどう過ごすか/勉強できてすごい!の終焉

学習支援塾ビーンズ
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「大学合格! やったー!」 ……その喜びも束の間、ふと冷静になった時、こんなモヤモヤが頭をよぎりませんか?

  • そもそも、大学生活って毎日何をするの?」
  • 「自由時間が多すぎて、逆に何をすればいいか分からない…」
  • 教授って怖そう。高校の先生みたいに接してもいいの?」
  • 「就活で聞かれる『ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)』って、今から準備しなきゃダメ?」

これまでは、決められた時間割があり、テストの点数を上げれば褒められました。しかし、大学という場所は、そのガイドラインが突如として消え去る自由という名の荒野です。

「勉強ができる」だけでは通用しない、新しいステージ

ひと昔前なら、「大学に入ったんだから、まずは勉強を頑張ればいいよ」というアドバイスで事足りました。

けれど、今の令和の大学事情は少し違います。

「難関を突破してして大学に入学した」
「真面目に講義に出て、良い成績を取っている」

だけでは、社会に出る準備として不十分になりつつあります。

大学で、あなたは何に興味を持って、どんな行動してきたの?」という問いが、入学した瞬間から突きつけられている。

若者たちにとっては今まで信じてきた

「勉強を真面目にできたら、すごい!」

「難関を突破したら、すごい!」

…という神話が音を立てて崩れていく…それが今のキャンパスライフの裏側にあるリアリティです。

「不安」を「納得感」に変えるヒント

大学は自分から動かない限り、授業以外では何も起こりません。

教授は「先生」ではなく「研究者」という名のオタク(!)ですし、シラバス(講義要項)は解読の難しい地図のようです。

そこで本記事では、推薦入試や総合型選抜で合格を勝ち取ったY軸氏Tacti氏が、ビーンズの“センパイ”である惟光(これみつ)氏よっちゃんマンに「大学生活のリアル」を直撃しました!

  • 「空白の自由時間」をどう乗りこなすか?
  • 学歴や偏差値に代わる「新しいモノサシ」の作り方
  • 研究者(教授)を味方につけるコミュニケーション術

これから大学生活へ向けて準備する方はもちろん、「大学生になったけれど、なんだか今の生活がピリッとこない…」と感じている方にも、ぜひ読んでほしい内容です。

先輩たちの失敗談や本音から、あなただけの「大学生活の歩き方」を見つけてみてください。


編集者より:この記事の登場人物

対談を読む前に、まずは4人のバックグラウンドをチェックしておくと、より話がリアルに伝わります!

質問する人(新大学生)
Y軸

Y軸氏:プログラミングに熱中し、総合型選抜で公立大学へ

Tacti

Tacti氏:グループワークでの葛藤を乗り越え、総合型選抜で大学合格

答える人(センパイ)
よっちゃんマン
長澤

長澤先生:学習支援塾ビーンズの塾長。大学生活の終わりでコロナ禍を経験する。

目次

大学1年目はどうだった?

自由時間をどう生かすか?

Tacti

大学1年をどう過ごすかが、そもそも何ができるのか、今から不安で…。

Y軸

そうよね…先輩方は、大学1年目はどんな1年でしたか?

よっちゃんマン

僕は、友達どんどん遊びに行く…というタイプではないけど、大学生になって時間ができた分「自分のやりたいこと」を自由にやってて結構充実した楽しい1年でした。

趣味のゲームを中心に、長期休みは友達と遊びにも行きました。

そして大学入学時からマーケティングの勉強とか調査とかも自分でやっています。特にVtuberとメタバース関連は継続して興味があって、自分なりに調べて研究してます。

高校までは、仮に単位制高校であっても、なんだかんだ時間割があるし、学校行事にも強制参加のことが多いと思うんです。

大学の1年は必修が多いけど、それでも1限しかない曜日もある。

授業のコマがあいてる日もある。

だから隙間時間ができたりと高校より自由な時間が手に入るイメージです。

まあ講義の時間は100分と長丁場だけど…!!

大学は自分から行事に参加しない限り、授業以外なにもない。これをどう生かすかが大切だなと思います!

勉強できてすごい!ではない世界

――なるほど…!惟光さんは、大学入学時はコロナ禍でしたよね!?

惟光

最初から最後までコロナ禍でした…!

特に大学1年生時は、オンライン授業が多かったですね。

ただ個人的には、高校へはほとんどいっていなかったので、リハビリ期間としてめちゃくちゃ助かりました……!

私は通っていたのが美大なので、総合大学とかと違って、実技で学校にいかないといけないことが多く、実際コロナ禍の中でも大学に行っていました。

Y軸・Tacti

高校までと大学とで違うなぁと思ったことありますか?

惟光

高校までとの違いとしては、いわゆる「勉強ができるからすごい」という価値観がなくなっていくことです。

僕は、もともと「学歴とか偏差値」が大好きな、めちゃめちゃ学歴主義だったんですが(笑)

そういう高校まで当たり前だったモノサシが大学に入ると一気に崩壊していって。

それは僕が美大に入った…ってのもあるのかもなんですが。

――それは、大学あるあるなのでは…?

惟光

そうか(笑)

まぁ、美大だろうが一般大だろうが、ほんとにすごい人って

「やりたいことが明確な人」

「やりたいことを本気で探そうとしている人」

になってくると思うんですね。

Tacti

なんか、推薦入試対策をしてたときから、「きっと大学入ったら、そうなんだろうなぁ…」と思っていたんですよねぇ。

Y軸

小学校高学年くらいまで植え付けられた学歴主義というゲームルールを自分の中で一度解体して「自分が本当にやりたいことってなんだ?」って考えるゲームに慣れるのも大変だなと…


自分の価値観の軸から”学歴”がどんどん薄くなっていって…

「やりたいことが明確にある」

「やりたいことに本気かどうか」

って指標がでてきたのですが、これも結構大変だなと思ってて。

僕は、推薦入試で大学入ったけど、だからと言って「やりたいことが本当の本当に明確かどうか」、

そして、
そのやりたいことへ向けて常に本気で情熱的でいられるかどうか

は分からないわけだし…

Y軸

 自分の場合「ゲームをつくりたい!」「そのためにプログラミングしたい!」ってのがあったけど、そんな自分でも結構これは大変だなーって思いました。

――確かに…。 

惟光

そうそう。まさに僕は小学校高学年までにゴリゴリの学歴主義信奉者になってたので、その変化が大変だった…(笑)

で、それはもう、ビーンズに居た頃からわかっていたので、

大学には色んな人がいる…
「こんな同世代いるのか!」って人から話を聞く
何かに熱情を持っている同世代と話を聞く

大学には色んな先生がいる…
高校までとはちょっと想像ができない面白くて変な先生がきっといる。
面白いよ!って人から聞いた授業は(単位登録してなくて潜りこんででも)その先生の情熱を受け取りにいく…

大学で得られるモラトリアムな時間で、学外に飛び出る
あちこちの美術館には行って、いろんな作品に触れたり…
人によっては海外に行ったり…

…と、こんなことを心掛けて、とにかく高校まででつくりあげた自分の価値観を変えようとしてました。

自分という幅を広げるようにしていった…と言うといいのかな?

もちろん「自分という幅を広げる」ってのは、一朝一夕ではできなくて。

あと、ビジョナリーでアクティブで、しかも地頭もよい同世代を見ちゃうと
「あれ、俺って今まで何してたんだ?」

比較して、自己嫌悪になったりもする。

――バルス(VALS)! 

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惟光

でも今は、そうやってもがいていた時間が、本当にかけがえないのないものだったな~と思います。

大学の授業

つまらない授業もある

――ありがとうございます。ちなみに大学に入って「これは想定外だった!驚いた!」ってことありましたか?

よっちゃんマン

うーん、ちょっとネガティブなことですけど…
「正直つまらない授業」も一部あるな~ってところですね。

高校の先生と違って、教授たちの本職は研究されることなので、高校の先生とスタンスが違うなと感じることはありました。


例えば…

授業の資料が分かりづらかったり…僕たちに何かを伝えようとしているというよりも先生が自分の話したい事をとにかく話してるな~って感じたり…(笑)

教科書の内容は面白くても話し方が分かりづらい先生もいるので…
そういう場合は、自習とかしてまとめなおしたりしてましたね。

あ、もちろん授業内容を工夫してくれている先生もいます!

惟光

確かに大学の先生だからといって、全員が授業が上手いわけではないよね!


あと、教授は物事を突き詰める、いい意味でオタク気質の人が多いなーって思っていました。

だから、自分がその教授の研究に興味をもって話を聞きに行くと、喜ばれることが多いし、
先生たちとも会話で感じられる情熱や、情報量はすごいものがあるっていうのも同時に感じました。

今思えば、教授からすると一緒に研究してくれる学生を求めてるのかな~って。

だから、先生が面白かったり、この内容をもっと学びたいという機会があれば、少し自分でも調べて授業の後とかに話しに行くのは個人的におすすめですね。

よっちゃんマン

間違いないですね!授業の後話しかけに行くとたくさん教えてくれるし、自分のことを覚えてもらえるのも嬉しかったです!

しつこいくらい質問しても、むしろ好印象な気が・・・(笑)

Y軸

ほかに大学の授業といえば…みたいな話ってあります?

シラバス読んで単位を取ろう

よっちゃんマン

やっぱり単位ですよね(笑)

授業によって出席を大切にしてる先生もいれば、試験のみに比重をおいている先生もいる。

ちゃんとシラバスで確認しておかないと後で大変なことになるので注意(笑)

もちろん、シラバスを隅から隅まで全部はさすがに見れない。

だから、

・自分の必修授業はなにか
・自分が履修登録できる授業の中に、どんな先生がいるのか

に絞って、読んでみるのがおすすめ。

1年は必修が多いからそこまで授業に悩むってことはあんまりないかもだけど、大事なことだから覚えておいて!

惟光

必修が多いのも大変だけど、自由な部分が多すぎても大変だったりする(笑)


っていうのが、うちの学校は4つの分野にわかれていて

それぞれ「◎単位ずつとっていないと卒業できない」って決まってるんだよね。

だから、トータル単位はこえてても、1個の分野が足りなかったら卒業できないみたいなのがあり得るから授業選びは最後まで慎重にやってた

後は好きな授業と楽な授業のバランスが大切で、全部好きだけど大変な授業で埋めちゃうとさすがに体力持たなくなるかな!

長澤

僕も大学1年は、必修が多かったから、その残りを一般教養系の自由選択授業でうめる感じでした…!

大学3年からはコロナ禍で、授業はほとんどオンデマンド。

1週間の期間内に授業の動画をいつみてもOKなルールで。その時は、単位取得は楽だったな~(笑)

でも、時々オンデマンドの授業がなくなる瞬間があって…通学に慣れるまで大変だったな~

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